エテルネルフルールVSプリザーブドフラワー
「女性への贈り物で悩んだら花を贈れ!」
「ちょっとした節目に花を贈れ!」
「サプライズで花を贈れ!」
「口説くときには花を贈れ!」
「仲直りに花を贈れ!」
これは、私が大学生のときに極めて頼りにしていた、国際感覚が豊かで百戦錬磨の恋愛経験を持つ女友達から拝聴したアドバイス。
彼女たちは卒業後、そのインターナショナルな感性と英語力を遺憾なく発揮して、アメリカ、イギリス、スウェーデン、果てはイランまで、それこそ洋の東西を問わずに男性と付き合い、一人はアメリカへ、そしてもう一人はスウェーデンにお嫁にいきました。
彼女たちは日本人男性に欠けるアプローチのイロハを理と有無を言わさぬ迫力を持って私に説きました。
曰く「日本人の男は奥手過ぎる。プレゼントも回りくどい。女性に愛情を伝えたいなら花を贈るのが一番いい。一本のバラで気持ちは伝わる。そもそも花を贈ることを特別に考えすぎ」なんだそうな。
なるほど、ごもっとも。
それ以来、よく花を贈るようになりました。
その効果は確かであり、仲直りやサプライズにうってつけでした。
前置きが長くなりましたが、帰りの電車にのっていてふと「母に花を贈ろう」と思い日比谷花壇に立ち寄りました。
色々心配かけてるし、クリスマスだし。
せっかくなのでプリザーブドフラワーみたいに日持ちして可愛いのがいいなぁと思ってお店に入ると「エテルネルフルール」という聞き慣れないものがありました。
見た目からして、どうやら、プリザーブドフラワーと同様に花を色鮮やかなまま長期間楽しめるように加工したものらしいです。
店員さんにプリザーブドフラワーとの違いについて聞いてみたのでまとめました。
プリザーブドフラワー
- 生花に薬剤を染み込ませることで着色し、長期保存できるようにしたもの。
- 染み込ませる薬剤によって、自然にない色の花も作ることができる。
- 鑑賞期間は2〜3年。
- 湿気に弱く、管理によってはカビが生えることもある。
- 直射日光も避けた方が良い。脱色のおそれあり。
エテルネルフルール
- 生花から水分を抜いて密閉されたガラスに閉じ込めることで花の自然な色と形のまま保存ができるようにしたもの。
- 鑑賞期間は15年ほど。
- 高温多湿には弱い。
- 直射日光は避けた方が無難。
エテルネルフルールの方がプリザーブドフラワーに比べて「自然な姿」で「長持ち」ということがわかりました。
どちらも高温多湿と直射日光に弱いというのは管理上の共通点。
そしてお値段はエテルネルフルールの方がちょっと割高です。
結局、エテルネルフルールを買うことにしました。
実物を見比べると、プリザーブドフラワーに比べて圧倒的に「自然」で、ガラス容器に密閉されているので、飾っているうちにホコリとかを被ったとしてもガラスを拭うだけで済むというところが決め手でした。
プリザーブドフラワーって永遠にそのまんまなのかと思っていましたが、そんなことはないんですね。
ただ、発色はプリザーブドフラワーの方がはっきりしていましたので、カラフルさを優先させたい場合には捨てがたいですね。
今回はエテルネルフルールを母への贈り物とすることにしました。カッコつけてクリスマスイブに実家に送るよう手配して。
どんなリアクションが母からでてくるか、ちょっぴり楽しみですね^_^
みなさんも奥さん、彼女、気になる娘に一輪の花を贈ってみては?
もしかしたら一輪の花が人生変えちゃったりしてーw