三十路おっさんが自前でおせちを作って三段お重を埋めてみた
年末の30日、31日はおせちの準備で明け暮れました。
買ってしまった立派な3段重を見事に埋めるべく、品数を作らなければなりません。
去年の正月からは一歩も二歩もグレードアップです。
最初に結果から。
・筑前煮
・海老のうま煮
・松前漬け
・ローストビーフ
・カステラたまご
・くりきんとん
・黒豆
・たたきごぼう
・ブリの西京焼き
・タコの酢漬け
・かまぼこ
しめて12品。
かまぼことタコの酢漬けは買ってきたものだけど、他の10品は頑張りました!
詰めてみるとなかなか壮観です。海老の存在感がすごい。
仕込みに時間がかかるものもありましたが、全部ひっくるめて所要時間は2日間。
かかった費用は約13,000円です。
おせち料理を注文して買うにもピンキリでしょうが、費用面からみたらまぁまぁ安めのラインで収まりました。
味付けも自分好みだからハズレはないし、苦手だからと食べ残してしまう様な料理もない。
あと、案外段取りを組んで次から次へと料理を作る作業は楽しいもんです。
限られた時間と空間と調理器具のなかで品数を多く作るには段取りが命。
仕事もそうですが、段取りと下準備の大切さを噛みしめることができました。
費用面で高くついたのはローストビーフと海老とくりきんとん。
ローストビーフのお肉は近所の肉屋で500gで約2,500円。
海老は5匹入りで2,000円。
くりきんとんは意外かもしれませんが、栗の甘露煮が高かったです。ちょっと良いものを選んだ事もありますが、15個入りの瓶1つで約2,000円でした。
時間がかかるのが、なんと言っても黒豆。水に浸けて戻すのに一晩かけて、下茹でに5時間、砂糖を加えてからさらに5時間煮ています。そこから完全に冷めて味が馴染むのにおよそ半日。一番時間がかかるため、まず一番はじめに取り掛かったのは黒豆の下拵えでした。
あと時間がかかったのが漬け物系で、ブリの西京焼きや松前漬け、たたきごぼう。
味がしっかり染み込むまで漬け込む時間として半日から1日をみておく必要があります。
ただ、これらは調味液を作ったら浸けておくだけなので時間はかかりますが手間は掛かりませんでした。
今年も去年に引き続き、おせちを作って新年を迎えましたが、やりきったという充実感と丁寧に新年を迎えられたという安心感はしっかりと感じることができました。
値段も1万円は超えちゃいましたが、美味しくないおせちが届いて新年早々ハズレくじを引いたような気分にはならないのでコスパ的にもまぁまぁ納得出来ています。
作ってみて改めてわかることですが、くりきんとんの食べ過ぎは確実に正月太りを加速させますね!
今回作ったレシピも、さつまいも300gに対して砂糖が200gも入っています。
さつまいも自体も糖質多めなので太る要素しかない笑
今日は、おせちを食べて、お笑いをちょっと見てから実家の長野へ帰省です。
半年振りにあう愛猫のリリーさんと戯れます。
何とか覚えていてくれたみたい(^^)