三十路たぬきの日々是好日

大学で働く三十路の多趣味男が、仕事や事実上事実婚状態の事実に苦悩しながらも前に進もうとする日々を素直に綴っていきます。教育、仕事、マインドフルネス、事実婚、趣味のお話などなど

【手まり】極小の手まりにオリジナリティを見出したい

強い台風15号が過ぎ去って、朝起きると家の周りは吹き飛ばされて散り散りになった街路樹の葉っぱでいっぱいでした。

 

昨日の朝は電車が壊滅的でしたね。

 

私の勤める大学も午前中が休校となりました。

今回のような強い台風の後は、施設管理部の方は大変なんですよね。学校の敷地内をくまなく点検してまわって、異常がないかを確かめなければなりません。

 

大体何本かの植栽が倒れてたり、枝が折れて宙ぶらりんになってたり…

ヘタしたら雨漏りを起こしている建物もあったり…

 

なぜこんな切り口で語るかといえば、私も施設管理部にいたことがあるから。

どの部署よりも早く出勤して、倒木があればチェーンソーで幹を細切れにして撤去して、落ちてきそうな枝があれば脚立を登った上で高枝切りバサミを使って枝払いをする。

 

雨漏りの時は大変で、屋内の養生はもちろんですが、どこから水が浸入してきているのか調べなければなりません。

今でこそ部署異動して全然違う仕事をしていますが、当時は部署の一番の下っ端だったからいつも泥まみれ埃まみれになりながら仕事をしていました。

 

今回も誰かしらが誰よりも早く出勤して、施設内に異常や危険がないか確認して、安心して勉強やお仕事できるように泥まみれ埃まみれになって頑張ってくれている方が必ずいます。

きっとどんな会社でも少なからずそういう役割の方がいることでしょう。

 

経験したからこそわかることって沢山あって、そうした縁の下の力持ちがいることを忘れないようにしたいなぁと思うのです。

逆に、かつてはそうした縁の下の力持ちだった事を密かに誇りに感じている台風一過の今日この頃の武蔵野たぬきです。

 

縁の下の力持ちの皆さんに感謝しつつ、なんと私はもともとの休業日でした。

 

9月らしからぬ猛暑をしめたとばかりに溜まった洗濯物をやっつけて、ざかざかと部屋の掃除をし、メダカを愛でて、手まりを拵えておりました。

 

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これは鉄線という伝統的なかがり方。

まさに「鉄線」の花をモチーフにしています。

鉄線ってなかなか聞き馴染みのない花ですよね。私もそうでした笑

せっかくなので調べてみた鉄線の花がこちら↓

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おお!そっくり!スバラシイ!!

 

手まりの「鉄線」は地割を12等分に行ってかがっていきます。

中心のおしべの部分がいかにキレイな円形に仕上げることが出来るかがポイントでした。

最初にしてはボチボチといったところでしょうか。

 

今日はこの他にも挑戦してみたことがあります。

それは名付けて「マイクロてまり」。

通常の手まりのは直径20センチ程度で作りますが、私が作っているのは直径2.5センチ、円周8センチのいわば「ミニ手まり」。

ここから更に小さな手まりを作ってみようという試みです。

 

ゆくゆくminneといったハンクラサイトで勝負していくためにはオリジナリティとコンセプトが大切です。

まず自分に出来て他人には出来ないこと、あるいはやろうと思わないことは何だろうということを考えてみました。

そして頭に浮かんだのは「だれもがウンザリするようなチマチマとした作業が全く苦にならない」と「とりあえず手先が器用」という2つの長所を活かした作品作りが出来ないかということ。

 

ここから導き出される解の1つが

「チマチマ」×「手先の器用さ」=「ミニミニ」

 

人は時として、自分が想像する以上に小さく、完成された物を目の当たりにした時に感動を覚えます。米粒に描かれた七福神東武ワールドスクウェアに感動するように。

 

手まりという、ライバルが少ないジャンルにおいて「マイクロ手まり」は正に私にうってつけであり、十分にオリジナリティを発揮できるアイデアのような気がします。

 

そうと決まれば早速試作あるのみ!

ただ小さな手まりにチャレンジといっても、小さければ良いというものでもありません。手まりとしての美しさを損ねたり形が崩れてしまっては本末転倒です。

そこでアクセサリーに加工することを前提として、汎用性があり製作上の難易度も現実的なサイズとしてまずはコットンパールでよく用いられる14ミリを目指すことにしました。

 

その結果がこちら↓

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おおっ!なかなか良さげ!

 

これまで作っていた2.5センチ手まりとの比較がこちら↓

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大分小さくできましたね。心配していた形の歪みや模様の崩れも、このサイズなら少なくとも支障なさそうです。

 

このサイズはかなり汎用性があるのでアクセサリー加工にももってこいです。

せっかくなので商品化を意識した試作品を作ってみることに。自分の得意と得意を組み合わせることがオリジナリティに繋がる…ってことで作ってみました。

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「水引と揺れる手まりのピアス」

 

あわじ結びにした水引に手まりを吊げてピアスにしてみました。

 

思いつきの割に結構しっくりとイメージ通りにハマってくれました。サイズ感もちょうどいい感じ。

 

さて…台風が過ぎ去って、秋の風を呼んでくれると思いきや、夏の風をおかわりしてくれたようですね。

 

早く秋らしい陽気にならないかなぁ…